総合リハビリテーションセンター みどり病院

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お知らせ

2017.12.31 新潟日報「地域包括ケアネット ささえ~る+」にて”つどいカフェ「みどりの森」” が紹介されました

昨年の大晦日12月31日、新潟日報社が展開する「地域包括ケアネット ささえ~る+」新潟・認知症啓発キャンペーン つなぐ広げるオレンジの輪 の紙面にて医療法人新成医会(当院運営法人)が母体であるNPO法人「みどりの森」運営の認知症カフェ「つどいカフェ みどりの森」が紹介されました。

記事本文
◎つどいカフェみどりの森(新潟市中央区)
本人に役割、充足感 言葉引き出し共感も
「娘時代に映画館行ったら、隣の人に手を握られたんだよ」「今なら握り返して話さないけどね?」。混ぜっかえす言葉にどっと笑い声が起き、傍らのテーブルでは、本から顔を上げた夫婦が目を合わせ静かにほほ笑みました。
介護老人保健施設緑樹苑(新潟市中央区神道寺2)の1階フロアで毎週火~木曜日午前に開かれる「つどいカフェみどりの森」=写真=。頻度が高いため利用者の生活のリズムに組み込まれやすく、リピーターが多くいます。みどり病院(同)の母体である医療法人新成医会が運営するNPO法人みどりの森が担っています。
この日は、妻が若年性認知症の夫婦2組と、夫をみとり終えた常連の女性、近隣の囲碁好きの男性2人が訪れました。認知症の女性(64)は顔なじみとなった女性の親しみがこもった話し掛けに、うなずいたり笑ったり。居心地のいい場になっています。
3月から週1回通う別の当事者(56)は好きなドリップコーヒーをスタッフと一緒に入れて、帰りに片付けるのが決まり事。夫(60)は「べったりでなく要所要所で声を掛けてくれて雰囲気がいい。自分の役割を果たす妻の輝いた顔を見るのがうれしい」と喜びました。
スタッフで同病院認知症疾患医療センター介護福祉士の苅谷司さん(55)は「カフェはその日その日に利用者とスタッフが作り出す『生き物』。一日として同じ日はありません」と話します。3人いるスタッフは付かず離れずの距離感を保ちながら、「社会参加の場」を訪れた利用者に目配りします。
また、認知症の本人が話した言葉を拾いながら次の言葉引き出したり、家族の情報をもとに生活史をたどったり。介護する妻と争いがちな夫から、伝えられずにいた感謝の思いを聞き出し、夫婦のわだかまりを解いたこともありました。
スタッフは家族らの悩みや思いに共感してともに考え、時には涙することもあります。「利用者一人一人背景が違います。専門職としてだけでなく、一人の人として向き合わないと失礼。認知症をともに理解し、どう生きるかを考える同志の関係にもなります」と苅谷さん。今後はカフェの週末開催も検討したいと話していました。